ニューラルポケット(4056)株価予想 ~今後の株価は~
【初めに】
今回はニューラルポケット(NP)に関してまとめてみました。
ここは上場時の人気がすごかったですね。上場から1週間程度で公募価格からテンバガー達成ということで、それだけみんなの期待も高かったのでしょう。ただ、今や上場時の勢いを見ることはできません。IPO銘柄はどこもそんな感じっちゃあそんな感じですけどね。
8月15日に更新しました。
【企業説明】
事業内容としては、5つのスマートシティ関連AIサービスを開発・提供しています。人流・防犯と駐車場・モビリティ、サイネージ広告、在宅勤務支援、ファッション解析の5つです。
大規模なクラウドサーバーを用いるクラウドAIではなく、小規模なクラウドサーバーを用いるエッジAIに注力しています。数年前までは様々なデータの解析はクラウドAIで行われるのが当たり前だったわけですが、2025年にはエッジAIのシェアは75%まで増えると予想されています。
NPは全国各地でエッジAI等を利用したスマートシティ活動を行っています。
NPは2018年に設立されました。若い企業ですね。
【株価の推移】
2020年8月に上場し、そのまま上場来高値10850円を8月に付けています。その後は一気に調整し、11月には安値3385円をつけています。上値は7000円くらいが重いですね、何回も7000円付近で跳ね返されてます。決算への不安が理由なのかは分かりませんが、5月の高値から株価下げ続けて8月15日現在で3320円となり、日中では上場来安値を更新し、3220円まで下げました。さらに8月13日の決算でひどい数字出てきたので、おそらく16日はS安となるでしょう。
【直近決算のまとめ】
8月13日の2Q発表が直近の決算発表になります。売上高はYonYで23.8%上昇し、最終益は80%の減益になっています。QonQだと減収減益ですし、これは売られますよね~。現状でもPER 168倍となっており、この決算は許されませんね。
決算資料内では売上や営利は4Qに偏ると書かれていますが、理由が特に説明されていないので、ここはかなりの不安要素ですね。
しかし、下記で説明するように、長期的にみれば成長余地は大きい会社だと思っています。
NPの提供する全てのサービスは、スマートシティ開発につながるものになります。既に全国各地+海外でもスマートシティ活動を進めています。決算資料をみるだけでも、行政機関や学術機関、企業との連携状況を確認することができます。NPは売上高が12億程度なので、これらの連携が進むことで、大幅増収もありうる状況だと考えられます。
【今後の展望】
今回の決算は悪い意味でインパクトが大きかったですね。銘柄によっては見るからに残念な決算でも意外に株価下がらないパターンもありますが、NPの場合はどうなりますかね。
おそらく短期的には株価下げるでしょうが、むしろ下がりきったところで拾えれば美味しいかもしれませんね。将来性のある会社だと思いますがとにかく株価が割高だったので、ここで一旦大きく下げてもらって、落ち着いたところで仕込んで復活を待つって形を取れれば勝機はありますよね。
とは言え、私は16日に寄ってくれれば損切り予定です。その後もしばらくは様子見でしょう。せめて3Qで売上戻ってくれれば良いんですけどね、戻せないパターンも怖いので、その辺見極めてから買いたいところです。
【最後に】
NPはエッジAIにより多様なデータを解析し、渋滞の緩和にも貢献できるそうです。ぜひ頑張ってほしいですね。私は車通勤をしているのですが、毎日毎日渋滞がホントひどいんですよね。通勤時のストレスも相当たまっています。渋滞を緩和する技術を開発してくれるなら、NP株いくらでも買いますよ!お金ないけど!
以上です!最後まで読んでいただきありがとうございます!
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