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資産形成に関して好きなことを記事にしていきます。

ウェルスナビ(7342)株価予想 ~今後の株価は~

【初めに】

今回は資産運用を自動で行ってくれるサービス「WealthNavi」を提供するウェルスナビに関してまとめてみました。この記事をご覧になってる方なら、WealthNaviを利用したことがあるかもしれませんね。私は利用したことないんですけど、サービス開始から5年で預かり資産が5000億円を突破しているみたいなので、利用者もかなり増加中なのでしょう。

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「WealthNavi」の預かり資産5000億円突破に関するお知らせ より

マザーズの中でもかなりの人気銘柄ですし、今後さらに化ける可能性もあります。ぜひ記事を最後まで読んでみて下さいね。

 

 

【目次】

・企業説明

・株価の推移

・直近決算のまとめ

・今後の展望

・最後に

 

【企業説明】

ウェルスナビのミッション

ウェルスナビは日本の働く世代の豊かな老後に向けた資産形成のサポートを目的としています。ちょっと前に、老後2000万円問題なんてのが話題になりましたよね。将来に対する不安を抱えている人は増えてきています。しかし、実際に資産運用のやり方がわからない方もたくさんいると思います。そういった方たちに応えるサービスがWealthNaviとなるわけです。

 

事業内容

ロボアドバイザー事業の単一セグメントになります。ロボアドバイザー(WealthNavi)の手数料が主な収入源となります。

 

WealthNaviのサービス内容

WealthNaviは顧客の資産運用を行うサービスです。アピールポイントを以下にまとめます。

・世界約50ヵ国11000銘柄に自動で分散投資

・値動きの異なる資産を組み合わせてリスクを分散

・シンプルで分かりやすい手数料(預かり資産の1%(年率))

・資産運用のプロセスを自動でサポート

利用中の顧客の満足度はかなり高く、利用予定年数も長期間を考えている方が多いようです。

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決算資料 より

【株価の推移】

去年の12月に上場して、そこから株価右肩上がり・・・と言いたいところですが、ここ数か月は苦戦していますね。4月と5月に4700円台をつけていますがどちらも跳ね返されています。現在(810日)3995円ですが、ここで高値をまた狙ってくるでしょうか?とは言え、公募価格が1150円であったことを考えると期待値の高い銘柄であることは間違いないですね。

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株探 週足チャート


【直近決算のまとめ】

514日の1Q決算が直近の決算になります。

WealthNaviでは顧客の運用資産の1%が手数料収入になるので、同社の成長性を測るには、預かり資産の推移が重要になります。預かり資産は1Q末の時点で4025億円となっており、YonY+103%と、かなりの増加となっています。QonQでみても+22%くらいで、すごい成長ですね。上場による認知度の向上もあり、運用者数の増加も前年同期比で+42%となっています。

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決算資料 より

売上の伸びは堅調ですが、1Qの時点では営業益が赤字となっています。通期予想も利益面の数値は出せていません。しかし、1Q時点で広告宣伝費を除いた営業利益は2億程度の黒字となっており、昨年の9千万弱の赤字と比べると、利益面でもかなり強くなってますね。この勢いだと2Q3Q辺りで黒字転換し、通期でも黒字という可能性もあるのではないでしょうか。この辺は同社の広告戦略次第なのですが、重要なのは黒字にしようと思えば出来る状態であるということですね。

さらにすごいのは、同社の販管費や広告宣伝費の売上高比率が各期ごとに改善している点です。同社は人件費や広告費をどんどん増やして売上を伸ばしている訳ではなく、効率よく売上を伸ばせているわけですね。

 

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決算資料 より

 

【今後の展望】

ウェルスナビは顧客のターゲットを「2050代の働く世代」にしています。この世代の金融資産は650兆円で、潜在市場はとてつもない大きさとなっています。他の銀行・証券会社のターゲットは主に5060代の富裕層ということで、住み分けもできていますね。

フィデリティの「2020ビジネスパーソン1万人アンケート」では、投資をしている人の比率は2020年時点で40.5%となっており、2015年の30.4%から10%も上昇していて、人々の投資意欲も年々高まっていることが分かります。投資を行うことが当たり前の世の中に少しづつ変わってきている訳ですね。投資を始める方が多ければ多いほど、同社の事業にとってはプラスであり、市場環境は良好と言えますね。

株価について言及すると、時価総額1兆円をこえるのも遠い未来の話ではないと思いますが、現状は株価にかなりの期待が織り込まれているようにみえますね。現在は売上高43億円で時価総額2000億弱ですが、同じくらいの売上高だと、時価総額は数十億~数百億程度の銘柄が大半だと思います。私は近いうちに大き目な調整が入ると考えています。ただ、そこで購入できると美味しいですね。その後は、来期の決算で良い数字を出してくれると思うので、そこから株価は上場来高値を超えてくるのではないでしょうか。

 

【最後に】

私も働く世代で投資活動をしているので、ウェルスナビのサービスにはとても興味がわきますが、今のところ利用するつもりがありません。残業の少ない仕事をしているので株の勉強をする時間も結構ありますし、せっかちなのであまり長期的な投資が出来ないんですよねw 仕事や趣味が忙しくて株の勉強をする時間のない人や、自分で調べたりはしたくないけど投資をしたいって人がこういったサービスを利用するのでしょうか。

 

以上です!ここまで読んでくださりありがとうございます!

 

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